◆お気に入りのオーベルジュ
「AUBERGE LE CROITRE」
(オーベルジュ・ル・クロワートル)
にお邪魔してきました(17th August 2004)









8月12日〜16日の間夏休みをいただき、山中湖方面に滞在しておりました。この辺りは東京から程近い距離にありながらも東京よりは適度に涼しく、しばしば休暇の折に訪れる地であります。画家だった祖父が生前「富士山」を題材にした絵をよく描いており、そうしたこともあってか四季折々に様々な表情を見せる富士をよく眺めることのできるこの辺りは、なんとなく親しみをもてる地なのです。
   滞在先より富士を望む。肩にかかった帯雲が粋です。

今回のTopicsは、この地に赴くと必ずお邪魔するお気に入りのオーベルジュをご紹介します。
オーベルジュというのは「宿泊施設がついたレストラン」のことで本来フランスで生まれたものだそうです。その土地の素材を活かした、シェフの手の込んだ料理をゆったりとした気分で楽しみ、また宿泊もできるというもので、「泊まること」ではなく、「食事をすること」に重きがおかれたこのスタイルの施設は、さすが料理を楽しむ文化に長じたフランスで発祥したものであると思わされます。お気に入りの30年代スタイルの装いに身を包み、素敵な宿で、素晴らしい料理をゆっくりと楽しむ・・・。そう、かの探偵・エルキュール・ポアロの休日のように。そんなひとときは、まさしく至福のひとときであります。

今回ご紹介の「AUBERGE LE CROITRE」(オーベルジュ・ル・クロワートル)は、ヨーロッパの田舎のコテージや館といった、所謂オーベルジュの王道的なイメージとはちょっと違った雰囲気です。特にその施設の外観は必見です。設計は東京都立大教授の建築家・小林克弘氏によるもので、装飾性を極力廃し、無機質でシンプルなコンクリート打ちっぱなしの壁面の組み合わせにより構成された建物は、まるで積木を組み合わせたかのような外観。アールデコや、バウハウスに代表されるモダンなスタイルを感じさせる、素晴らしい建物です。

山中湖ICを下りて国道138号を山中湖方面へ向かって程なく行くと現れる、ひときわモダンな建物。

敷地の道路に面したスペースは広い緑地帯がとられ、まるで美術館の庭のようです。

シンプルな直線と曲線で構成された、積木のようなモダンな館。
この中に至福のひとときを提供してくれる心地よい空間があります。


駐車場より施設を望む。


施設内は外観同様シンプルなインテリアで、まるで美術館のようです。そして壁に囲まれた外観からは想像できないほどの明るく開放的な雰囲気に溢れています。小窓がそこかしこに設けられ採光に工夫が凝らされつつ、敷地の真中に吹き抜けの中庭があり、プライベートな雰囲気を大事にしながらも開放的で緑と自然を感じさせる空間となっています。
   カフェエリア。天井が高く採光の小窓が。 レストランエリア。左手には芝生の中庭があります。
中庭。実際は画像で見るよりも遥かに開放的な雰囲気です。
ここを利用したガーデンウエディングのニーズがとても多いそうです。
こんな素敵なロケーションでのウエディングパーティーは、
きっと心に深く刻まれることでしょう。



ここのオーベルジュの自慢は施設もさることながら、当然料理も素晴らしいです。駿河湾や御前崎港から届く新鮮な魚介類を使った魚料理、近隣の契約農家からのとれたての新鮮野菜や自ら栽培したハーブ野菜などを使った前菜、また蝦夷鹿のソテーや鴨のローストなどの味わい深い肉料理と、一皿一皿こだわりぬいた料理が自慢です。予約の際に食べてみたい素材を伝えるとできる限り用意してくれるとか。
今回は軽くランチをいただきにお邪魔しました。
左上から時計回りに前菜、お魚、お肉、デサート。
軽めのお食事ながらも食べ応えのあるお料理でした。
ワインはボトルで頼んでしまいました。
でも無理して全部戴かず、残った分は持ち帰って自宅でいただきます。

特に寝酒としては格別です(笑)。

また、私はここに宿泊をしたことは残念ながら未だないのですが、6室ある客室の全てから、富士山が眺望できるという素敵なロケーションでもあります。皆様も山中湖方面へお出かけの際は、是非こちらに足を運んでみてください。


AUBERGE LE CROITRE
オーベルジュ・ル・クロワートル
◆所在地:山梨県南都留郡山中湖村山中865-3
◆пF0555-62-5253
◆宿泊料金:〔2名利用・1名あたり〕23,100円〜31,500円(一泊2食付き)
 ※全6室で、スタンダード、ロフト付き、富士山ビューの3タイプ
◆お食事料金:〔ランチ〕5,250円〜 〔ディナー〕10,500円〜(ディナー、ランチとも要予約)
◆ホームページアドレス:http://www.adpac.co.jp/auberge/index.html







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